【車検】安く済ませるには?【費用を抑えるコツは〇〇】

【車検】安く済ませるには?【費用を抑えるコツ】

ハイブリッド車やEV車、自動運転車の相次ぐ発表&発売で、車の様式も様々になってきました。

 

車がツール化していく中、それでも気に入った愛車を長くキレイに乗っていきたいといったユーザーも、沢山いらっしゃると思います。

 

一台の車を長く乗っていく時にネックになってくるのが、2年に一度(新車は3年後)訪れる車検です。

車検毎に10万円以上の出費を覚悟している方も多いことでしょう。

 

そこで今回は車検にかかる費用を明確にして、自分が支払う適切な車検費用とはいくらぐらいなのかをお話ししていきたいと思います。


車検時に安くなる・ならない費用を知る【恥ずかしい思いをしないため】

車検費用の内訳は大きく分けて二つに分別されます。

  1. 車検を受ける際に必要な税金・保険・申請手数料などの法定費用
    →値引けない
  2. 車検に合格するために必要な点検・整備費用
    →値引ける可能性あり

法定費用については、各車両によって決められた税金や保険料なので、値引きすることはできません。

車検を受ける際に、できる限り費用を抑えるためには、❷の点検整備費用を削っていく必要があります。

 

まず、法定費用の内訳を理解しましょう。

 

法定費用はどれだけ交渉しても値引けない部分なので、言えば言うほど恥ずかしい思いをしちゃいます…

そうならないために、サクッと理解しましょう^^

 

※値引ける可能性のある費用を知りたい方は、こちらをクリックですぐに見れます。

車検法定費用

車検法定費用は以下の4点。

  • 自動車税(毎年5月に支払う税金)
  • 重量税(車検時に支払う税金)
  • 自賠責保険(国の定めによる強制保険)
  • 申請手数料(車検証の交付や車検ステッカ―の発行と事務手数料)

 

です。

 

自動車税は毎年各家庭に通知のハガキが来て、自分で支払いに行ってるやつですね^^

車検を受ける前に支払いを済ませておかないと、車検時に遅延金も含めて支払うことになりますので、毎年5月末までには納付を済ませておきましょう。

 

それでは、自動車税以外の部分について、サクッと解説します!

 

ですが、とりあえずさっきの4点が値引けないことを覚えられれば、OKです。

この項目は興味があれば読んでください。

ここを飛ばして、値引ける可能性のある費用だけを知りたい方は、こちらをクリックですぐに見れます。

 

重量税

重量税は、車種別のエコカー減税や、13年・18年経過車両に対する重課税があります。

 

自分の車は次の車検時にいくら払うことになるのか、国土交通省と軽自動車検査協会が照会サービスを行っていますので、下記にリンクを張っておきます。

国土交通省 次回自動車重量税額照会サービス(普通車)

軽自動車検査協会 次回自動車重量税額照会サービス(軽自動車)

 

自分の車の車体番号を入力すると、次の車検時に支払う重量税が照会できます。

自賠責保険

自動車損害賠償保障法によって「すべての車の所有者に加入が義務付けられている損害保険」で、車検時には次の車検満了日まで保険期間が継続している保険への加入が必要です。

自賠責保険(共済)とは?

自賠責保険(共済)は、交通事故による被害者を救済するため、加害者が負うべき経済的な負担を補てんすることにより、基本的な対人賠償を確保することを目的としており、原動機付自転車(原付)を含むすべての自動車に加入が義務付けられています。

出典:https://www.mlit.go.jp/jidosha/anzen/04relief/jibai/insurance.html

保険料については下記リンクを参照してください。

自賠責保険 保険料例(令和3年4月1日改訂版)

 

申請手数料

継続車検を受ける際に、新しい車検証の発行やフロントウインドウの中央に貼ってある車検ステッカー、車検に関する事務手数料などの費用で、車検時に収入印紙(証紙)で支払います。

 

車検を受ける工場や、ユーザー車検によっても若干違いますが、1,000円~1,800円です。

 

最安の場合の車検費用【車種別に紹介】

極端な言い方をすると、車検に合格するために必要な最低限の費用はここまでの4項目だけです。

車検を工場や代行業者に任せずに、交換部品もなく、自分でユーザー車検を受けた場合は、下記の費用が車検にかかる全ての費用です。

車検に最低限必要な費用例

平成28年式 トヨタ アクア

重量税24,600円+自賠責保険(24カ月)20,010円+申請手数料1,700円

=(合計)46,310円

平成28年 スズキ ワゴンR

重量税6,600円+自賠責保険(24カ月)19,730円+申請手数料1,400円

=(合計)27,730円

※5月に支払う自動車税は車検時での支払いではないので除いています。

これだけ?これだけです。笑

 

もちろん定期的にメンテナンスはしていますが、私は車検時に19万㎞走行の自分の軽自動車の車検費用を、50,000円以上払ったことがありません

また、法定点検も自分で行って、整備主任に最終点検をしていただいた上でサインを頂いているので出費はありません。

 

ただ、すべての方が同じような境遇ではないと思うので、結局は車検をどこかの工場に依頼するようになると思います。

 

では、法定費用以外とはどのようなものでしょうか。

 

法定費用以外は、以下のようなものです。

車検に出す工場や代行業者の…

  • 工賃
  • 部品代
  • 利益
  • 手数料

このあたりは、交渉次第では工賃を値引きしてもらったり、純正品以外の部品を使ったり、交換する必要のない部品に関しては交換しないなど、車検費用を抑えるために重要となってくる部分です。

 

それでは、ポイントをまとめます。

最低限の車検費用は…

  • 自動車税
  • 重量税
  • 自賠責保険
  • 申請手数料

具体的な金額にすると…

こちら参照

次は、いよいよ法定費用以外の費用をお伝えします。

車検費用を安く抑えることに直結するところですので、しっかりとご覧ください^^

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法定費用以外の費用(安くなる可能性のある費用)

先にお話しした通り、法定費用は値引きできませんが、あなたが実際に車検に出すときに、ディーラーや整備工場に算出したもらったお見積をじっくり見てください。

  1. 車検法定点検整備費用
  2. 〇〇交換部品代
  3. 交換工賃
  4. 車検代行手数料
  5. 納車費用

などなど…

 

法定費用以外の項目が大多数を占めていませんか?

 

これらは値引き交渉の余地があります

それぞれについて、サクッと解説しますね^^

 

法定点検整備費用 ※法定費用とは違う

法定点検は法定定期点検記録簿の記載項目をすべて点検します。

点検記録簿(2年).pdf

 

点検項目を見て頂くとわかりやすいのですが、基本的には自動車の安全走行に欠かせない部分をすべて点検しますので、まずここで法定点検整備費用が発生します。

 

法定点検費用に限らず、点検整備費用は各工場によってまちまちですので、まずここで依頼先による費用の差が生じます。

法定点検費用の一例

有名カーディーラーT社の場合…14,223円~26,032円

有名カー用品店A社の場合…14,080円

有名車検代行業者C社の場合…14,300円

有名サービスステーションE社の場合…25,181円

※各社が自社サイトに掲載している一例ですので詳しくは依頼先にお問い合わせください

例に挙げただけでも、これだけ幅広い費用の差が生じてきます。

ご自身のお車の車検依頼先については、車検前に十分な下調べは必要ですね。

 

交換部品代と交換工賃

さらに、法定点検に則って点検した結果、交換や補充が必要になる部品やパーツが発生しますので、交換部品代と交換工賃が発生します。

 

カーディーラーとその他工場では、使う部品や工賃に違いが出ます。

 

詳しくはこちらで紹介していますのでご参照ください。

https://kotatsu-ohuton.com/2022/05/12/dealer-vehicle-inspection/?preview_id=7179&preview_nonce=d4cf1bfcd3&_thumbnail_id=7196&preview=true

 

車の年式が古くなるほど、劣化する部品や、交換が必要な部品が多くなります。

 

以下は各工場のタイヤ交換工賃です。

タイヤはブランドや種類、さらには地域によって価格がまちまちなので、交換工賃のみ参考に掲載します。

トヨタアクアのタイヤ交換工賃一例(消費税・ホイールバランス調整含む)

有名カーディーラーT社の場合…工賃6,600円/4本

有名カー用品店A社の場合…工賃4,400円/4本

有名車検代行業者C社の場合…工賃4,400円/4本

有名サービスステーションE社の場合…工賃4,400円/4本

※別途廃タイヤ処分費用がかかる場合があります。

※各社が自社サイトに掲載している一例ですので詳しくは依頼先にお問い合わせください

車検の点検は自分が一番信頼がおける工場で行っても、実際の交換は部品や工賃が安い工場の方が費用の削減には効果があると思います。

 

ここまでが、車検を受けるために必要な、法定点検費用と交換部品代および交換工賃です。

 

車検代行手数料

この項目として車検代行業者から請求される費用が車検代行手数料で、法定点検費用と同様に依頼先によってまちまちです。

車検代行手数料の一例

有名カーディーラーT社の場合…10,500円

有名カー用品店A社の場合…法定点検費用14,080円に含まれるため0円

有名車検代行業者C社の場合…法定点検費用14,300円に含まれるため0円

有名サービスステーションE社の場合…法定点検費用25,181円に含まれるため0円

※各社が自社サイトに掲載している一例ですので詳しくは依頼先にお問い合わせください

代行手数料は、基本の法定点検費用に含まれる業者が多いようです。

 

納車費用

実際に車検点検ラインで点検が終わった車をお客様にお返しする際に、洗車、車内清掃、さらにご自宅までの納車を行う手数料等々が、納車費用となります。

 

各社サイトを確認してみましたが、遠方への納車は別として、最近は納車費用を請求する業者が少ないようです。

 

納車費用はお見積全体の価格調整に使う業者が多く、逆に言うと、見積に納車費用が明記されている業者には、価格交渉が必要かそもそも依頼しない方がいいかも知れませんね。

 

車検を依頼する業者を決めましょう

上記した通り、車検時に削減できる費用は依頼先によってまちまちです。

 

総じて、カーディーラーよりも、その他業者の方が、出費の総額が安くなる傾向ですね。

 

また、その他車検代行業者には、サービスステーションやカー用品店も含まれ、車検後の一定期間エンジンオイル交換が無料になったり、燃料代が割引になったり、商品の割引サービスが受けられる場合もあります。

 

ただ、車検の依頼先は費用面だけでは割り切れない部分があります!

車検後のアフターサービスや補償期間など、やはりカーディーラーや指定工場の方が安心感はあります。

 

意外と見落としがちなのが支払い方法です。

車検費用が高額になってしまった場合、支払いが現金のみの車検代行業者に比べ、クレジットカードが使える業者は、もちろんカードでの分割支払いも可能ですし、なによりカードに付帯されるポイントが大きいです!

 

カード会社のキャンペーンなどで、3%還元時に20万円の車検費用を支払うと、ポイントは6,000円分!

軽自動車だと重量税がほぼ無料になる計算ですので、馬鹿にならないですね。

 

自分の今後の車の乗り方を考えて、カーディーラーだけでなく、お近くのサービスステーション、カー用品店、車検代行業者なども含めて、アフターフォローやその他メリット面などを総合して、まずは数社見積を取ってから比較検討していくのがいいでしょう。


納得のいく車検を【知ってる人だけが得する】

自動車販売・整備業界は、自動車の販売からメンテナンス、任意保険、車検整備、中古車の下取り、車の買い替えと、一人のお客様のワンストップ化を図っています。

 

新車を購入していただいたお客様には、そのお車を手放すまで自社にてすべてのフォローをさせてもらい、お客様との関係構築と、アフターメンテナンスで得られる利益の確保を目的としてます。

 

逆に、今ほど車検やメンテナンスを依頼する先に選択肢の少なかった時代は、カーディーラーの営業さんとサービスマンに全幅の信頼を置くことは当たり前のことでした。

 

かつて昭和の時代には、暴走族のたまり場と揶揄されたカー用品店やガソリンスタンドも、今となっては安心安全のカーライフを提供するために、女性が一人でも入りやすい清潔で楽しい店舗空間を提供しています。

 

車を持つユーザー側にとっては、サービスを受ける選択肢が広がった面ではメリットですよね。

しかし、今回解説してきた車検整備一つとっても、一般のユーザーにはまだまだ不透明な部分が多く、知ってる人だけが得をする風潮は残っているように感じます。

 

長く車に乗っていると必ず訪れる車検ですが、費用を安く抑えることだけが、ユーザーにとってのメリットではありません。

 

車検は時期が明確で、費用面でも準備する期間がありますが、車は突然壊れた時が一番出費がかさみます。

 

車検後2年間、安心して自分の車に乗っていたいのであれば

  • 車検時にある程度の費用負担をして
  • しっかりとしたメンテナンスを行って
  • 補償期間と対応項目も十分に確保

 

しておいた方が、後々起こるかもしれない突然の出費を抑えられるかもしれません。

 

車検にかかる費用の内容を把握し、サービスマンと相談できる環境を整え、整備を依頼する部分と、今回は見送り次回の車検や車検後に整備する部分を分けて考えられる知識と、日ごろから自分の車の変化に関心を持つことが、無駄な出費や費用を抑えることにつながります。

 

まずは、車検後の将来的な安心面で依頼先を選ぶのか、価格面と付帯されるサービスなどで依頼先を選ぶのか、自分の車の乗り方にあった依頼先を選んでください。

 

できるだけ何も考えずにお得に車検を終えたい方、いますか?

この記事では、車検費用をできるだけ抑える方法として主に…

車検で安くできる費用・できない費用

をお伝えしてきました。

 

たくさんお伝えしたので大変だったかもしれませんので、簡単にまとめます。

これだけ覚えてください。

車検費用で安くできる可能性があるのは…

  1. 車検法定点検整備費用
  2. 〇〇交換部品代
  3. 交換工賃
  4. 車検代行手数料
  5. 納車費用

です。

法定費用は値引きしてもらえません。

 

ただし、できるだけ何も考えずにお得に車検を終えたい方には、以下のようなサイトもあります。

【ベスト車検なび】

 

全国各地の車検店がまとめられていて、ここから予約を取ることができます。

 

本来、車検費用は各店舗に行って確認しないとわからないですよね。

ですが、このサイトを見れば基本料金なども見れるので、わざわざいろんなお店に行かなくても比較できます。

 

ここで安いお店を見つけるだけで、1万円くらいの出費を防げるかもしれません。

 

一部地域は対応してなかったりしますが、サクッと見てみる価値ありだと思います。

車検費用を最安まで抑えるための流れとしては…

  1. 基本料金が安いところで点検をしてもらって
    ベスト車検なび
  2. 値引きできる部分を引いてもらう
    →この記事で書いた、値引ける部分を交渉

これが間違いなく最強です。

 

ベスト車検なびだけ使うもよし、交渉してもっと値引くもよし。

あなたできる範囲で、お得に車検を受けてみてくださいね^^

 

さらに安くできる可能性のある、『ユーザー車検』に興味がある場合は、こちらもご覧ください。

https://kotatsu-ohuton.com/2022/05/17/user-car-inspection/

45秒で完了。愛車売却で最大92万得する方法【やらないと損します】

最近、偶然見つけたんですが…

「車を買い替えたい」と思っている方は、これだけは知らないとをしてしまいます。

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僕も実際、過去に数十万損してきた人間です…

 

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そんな思いをしないで済む方法は、一括査定です。

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一括査定なので、各社が勝手に競ってくれて、査定額も高くなります

 

その証拠として、一括査定を実施した人は平均で18万円も得したというデータがあるんです。

※かんたん車査定ガイドで複数社査定された方の、査定最高額と下取り価格の差額平均額を算出
(アンケートより 2018年12月回答118件)

 

近所の買取店1社に依頼するのと、大手買取店10社に依頼するのとで差が出るのは当然といえば当然ですよね(´∀`)

自分で近所の10社に見積もりを取りに行くとかなり負担ですが、ネットで一括査定依頼をすれば、買取店が来てくれたりするのでかなり楽チンです。

 

また依頼方法も、スマホで45秒くらい打ち込むだけ。かんたんです。

 

もちろん、どこの買取店でもいい価格が出なかったとか、やっぱり売る気なくなったとか、そんな場合は売らなくてもOKです(^^)

無料で査定できて、売らなくてもOK。

とりあえずやっておかないと損ですね!

 

むしろやらない理由がないです。

 

愛車を高く売って、オプション追加してもいいし、カスタムするのもよし。

旅行用の貯金に回してもいいですね!

\92万円も高くなった方も!/